お笑いにそこまで詳しくないあなたにオススメする「今知っといたらもしかしたら後から自慢できるかも」な芸人(漫才編)
僕がお笑いを好きになった時に、「お笑い初心者に見てほしい若手」みたいなのを見たんですがその時に挙げられていた3組が
・見取り図
でした。もちろん当時は3組とも全国区ではなかったのですが現在では霜降り明星は言わずもがな、見取り図はM-1で2年連続決勝、東京ホテイソンは準決勝の常連となり3組とも結果を残しています。今思えば、当時でもお笑いが少し好きな人なら知っているくらいのレベルの3組ではあったんだろうなと思います。
前置きが長くなりましたが、今回は「今から全国区になりそうな芸人をちょっと先に知っておいて全国区になってから周りに自慢しよう」という事です。「お笑いめちゃくちゃ知ってるもん!」という人は見ないでください。
ツッコミ たかのり(左)
ボケ 周平魂(右)
2008年4月結成。決して若手とは言えない芸歴ですが、個人的にNEXTミルクボーイとして推すコンビです。ミルクボーイが2017年から主催している漫才ブームというライブに参加しているコンビです。ツートライブの漫才は簡単に言えば「イキリ漫才」です。ボケの周平魂が普通のことをめちゃくちゃカッコつけて話をしようとします。周平魂の独特の言い回しが面白くて癖になります。YouTubeにも結構漫才の動画がアップロードされているのでぜひご覧下さい。
ツッコミ 広木英介(右)
ボケ 迫田篤
2009年結成。ツートライブと同じくNEXTミルクボーイ候補です。先程説明した漫才ブームというライブに金属バットツートライブと共に参加しています。実はデルマパンゲの2人は福岡出身で博多弁とはちょっと違う「北九州弁」で漫才をします。博多弁と何が違うかと言われても僕には説明できません。漫才のスタイルとしては迫田が変な事を力説して理解してもらおうとするのですが全く理解して貰えず最終的に
迫田「好かん!」広木「うるさい!」
で漫才が終わります。「数字」というネタはデルマパンゲの1番の傑作で結構有名なネタなのでぜひYouTubeでご覧下さい。
ツッコミ ケツ(右)
ボケ 辻(左)
2013年結成。芸歴的には霜降りやコロチキと同期でいわゆる「第7世代」に分類されると思います。この2人はコントもやっていてこの2人をコント師として扱う人も多いと思いますが今回は漫才師として紹介します。結成から2年後の2015年にはM-1グランプリでワイルドカードから準決勝、2018年には正門突破で準決勝に進出しています。この2人のネタはすごく簡単に言うと技巧派漫才って感じで辻のセンスが出まくりの漫才です。僕の1番好きなのは「面接」のネタで、実在する大学をめちゃくちゃいじりまくる漫才なのですがこのネタはケツのツッコミもいい感じで非常に好きです。コントもケツの顔芸が光っていて面白いネタが沢山あるしYouTubeにもネタ動画が結構アップロードされていて公式チャンネルもあるのでぜひ。
・令和ロマン
ツッコミ 松井ケムリ(右)
ボケ 高比良くるま(左)
2015年結成。2人とも慶應義塾大学の出身で大学の頃からお笑いをやっており、吉本のお笑い養成所であるNSCを2018年に首席で卒業しました。首席制度が出来てから数年経ちますが首席の中でも群を抜いていると個人的に思っています。2人の漫才はキャラではなく話芸で勝負するスタイルで若手とは思えない貫禄があります。ツッコミがしゃしゃり出すぎずそれでもしっかり大きな笑いをコンスタントに取れるという素晴らしいコンビです。しかも華もある。ちゃんと公式がアップロードしているネタ動画があるのでそちらをご覧下さい。
ツッコミ ガクカワマタ(左)
ボケ 川北茂澄(右)
2011年結成。プロダクション人力舎所属の芸人さんです。カワマタは青山学院大学、川北は慶應義塾大学の出身です。ゴッドタンでスピードワゴンの小沢が面白い芸人として紹介するなど知名度は上がってきています。ブラックな笑いとちょっぴり毒の入った漫才が最高です。YouTubeにも公式チャンネルがありますしXVideosにも漫才をアップロードしているみたいなのでぜひご覧下さい。
いかがでしたか?お笑いにそこまで詳しくない人がこの記事を読んで面白いネタに触れてお笑いを更に好きになってくれたらいいなと思います。また近いうちにコント編も書こうと思います。