キングオブコント2024 準決勝進出者25組を簡単に紹介

 

M-1グランプリは1回戦が開始し、キングオブコントは決勝進出者発表を2日後に控え、今年も本格的に賞レースの季節が訪れようとしています。

8月16日に準決勝進出者が発表され、9月の5、6日に準決勝が行われました。昨年準優勝のカゲヤマを始め、今年もファイナリスト経験者が続々と準々決勝で敗退するレベルの高い大会です。初進出の組も多いので、お笑いに詳しくない人に向けて全25組を簡単に紹介します。五十音順です。

 

・相性はいいよね

今回唯一自分が全く名前を聞いたことがなかったコンビです。2023年結成で、今年からサンミュージックの所属となっているようです。準々決勝は全くの無名ながらいいウケ方をしていたよで、ネタを見てみたいです。

 

・いぬ

2年前、凄まじい破壊力のネタで決勝に進出し一気に知名度を上げました。去年は準々決勝で敗退したため、その2年前以来の準決勝進出です。実は準決勝進出はこれが2回目で、他の年は軒並み準々決勝敗退。

 

・インポッシブル

来年で結成20年を迎えるベテラン。決勝進出は未経験ながら準決勝進出は7度目。有吉の壁のイメージが強い人も多いのでは。爆発力は間違いないだけに、決勝進出への期待も。

 

うるとらブギーズ

2019年に結成10年で悲願の初決勝を掴むとその勢いのまま準優勝。その後2020は10位、2021は7位と優勝には届かず。昨年は佐々木の休養に伴って不出場となったが、2年ぶりの挑戦でもしっかり準決勝まで来るのは流石の一言。

 

・おおぞらモード

浅井企画所属の男女コンビ。2019年結成。浅井企画キングオブコントといえば、事務所に初の主要タイトルをもたらしたどぶろっく。そのどぶろっくが優勝した年に結成した若手がダークホースになるか。

 

蛙亭

2度のファイナリストを経験し、今やテレビの売れっ子となった。しかし、初決勝の2021年はトップバッターで6位、昨年は8位と決勝での結果は思うようなものではない。もはや決勝進出は通過点。

 

・cacao

よしもと漫才劇場」を主戦場にする西のコント師。漫才師が多い大阪で、コントをメインに活動する組は少ないながらもレベルは東京に劣らない、まさに少数精鋭。2020年結成のcacaoも例外ではなく、若くしてネタ番組で結果を残している。

 

・カベポスター

M-1グランプリでは2年連続ファイナリストということもあり漫才のイメージが強い。キングオブコントでは毎年準々決勝まで来ていたが初の準決勝進出。永見はR-1でも決勝進出を果たしており、トリプルファイナリストが懸かる。

 

・気になるあの娘

今回唯一の地方から準決勝進出を果たした福岡吉本所属のトリオ。水沼(写真右)と片山(真ん中)の2人で「にわか」として2011年から2021年まで活動し、2022年に別のコンビを解散したカイト丸山(左)を入れてトリオに。昨年のM-1でも3回戦に進出し、福岡吉本の中では最高成績だった。

 

・金の国

若手の大会で次々と結果を残し、足りないのはキングオブコントの称号のみ。2022年に初の準決勝でインパクトを残すも、昨年は準々決勝で敗退となった。周囲からの期待も大きいだけにそろそろ結果を残したいはず。

 

・コットン

ラフレクラン」としてNHK新人お笑い大賞を受賞するなど注目の若手だったが、なかなか結果が出ずに2021年に今のコンビ名に改名。すると2022年に初めての決勝進出を果たしそのまま準優勝。多数のレギュラー番組を抱える売れっ子になった。二度目の決勝でリベンジとなるか。

 

・サスペンダーズ

お笑いファンの中ではお馴染みの若手コント師。準決勝進出は3年連続で、ここまでの2年はなかなか空気を掴むことが出来ず。いつ決勝に行ってもおかしくない実力があるコンビなだけに、結果が求められる。

 

・さすらいラビー

太田プロ所属の若手芸人。漫才を中心に活動しているが、キングオブコントでは2年連続となる準決勝進出。昨年末のTHE MANZAIではプレマスターズから勝ち上がってマスターズに出演した。

 

ザ・プラン9

9年ぶりの準決勝進出となったコント集団だが、9年前はトリオだった。2020年に現体制になってからは初の準決勝進出。M-1では唯一コンビ以外で決勝進出を果たした実績があるが、当時の5人体制から鈴木つかさなだぎ武が脱退して今に至るため、もはや別のユニット。

 

・ザ・マミィ

期待の若手コント師だった卯月というトリオを解散してからコンビとして2018年に再出発してから一気にブレイク街道を突っ走り売れっ子となった。初決勝となった2021年は準優勝と、決勝で結果を残せることも証明済み。後はタイトルを獲るだけ。

 

・Gパンパンダ

2017年から2023年まで7大会連続で準々決勝敗退と、大きな壁に阻まれていたが今年初の準決勝進出を果たした。NHK新人お笑い大賞では優勝、ツギクル芸人グランプリでは準優勝と実績もある。2008年に行われた第1回キングオブコントには高校生の時に出場して、1回戦の初日のトップバッターとして出場したという縁も。

 

・しずる

4回の決勝進出を誇る実力派。準決勝進出は6年ぶりで、5回目の決勝となればさらば青春の光に次いで単独2位の回数となる。8年ぶりの返り咲きとなるか。

 

・シティホテル3号室

爆笑問題の2人と、太田の妻である太田光代が立ち上げたタイタンに所属しているコンビ。今となってはM-1ファイナリストどころかチャンピオンまで輩出した強豪に。シティホテル3号室は2年連続の準決勝で、事務所初のコントファイナリストを狙う。

 

・スクラップス

初の準決勝となるトリオ。現在は東京を拠点に活動しているが、2020年3月までは福岡吉本に所属していた。よしおちゃん(写真左)は、水曜日のダウンタウンの再現VにR-1王者の街裏ぴんく役として出演し、あまりの再現度にネットもスタジオもざわついていた。

 

セルライトスパ

M-1でもキングオブコントでも複数回の準決勝進出経験があるが、キングオブコントは実に8年ぶり。大須賀(写真右)はR-1で準優勝、コンビとしてもABCお笑いグランプリオールザッツ漫才での優勝経験があり、実績は十分。

 

・ダウ90000

ここ数年で一気に名を挙げ、お笑いファンのファイナリスト予想にも名前を連ねるようになった新進気鋭のコントユニット。特にここ1年でネタを賞レース用にチューニングするのに慣れてきたような感じがあり、4分という彼らにとっては短い時間の中でダウ90000の良さを最大限出せている印象。

 

ダンビラムーチョ

野球好きにとってはYouTubeのイメージが元々強い中で、昨年はM-1ファイナリストに。キングオブコントでも今回が4度目の準決勝で、ダブルファイナリストを狙える位置に。元々のYouTubeでの知名度M-1でのインパクトも付いてきて、名実ともに完全に賞レースの常連。

 

・TCクラクション

2019年結成で、5年連続の準決勝進出と毎年あと一歩まで迫っているがなかなか壁を破ることが出来ていない。サンドウィッチマンを筆頭に賞レースで結果を残している芸人が多数所属しているグレープカンパニーで鎬を削る。

 

・トゥリオ

ピン芸人サツマカワRPG、ストレッチーズの高木、ひつじねいりの松村によるユニット。即席ユニットでのエントリーが可能になってからは2022年に最高の人間が決勝進出を果たしているが、それ以来の快挙となるか。

 

・ななまがり

近年は水曜日のダウンタウンでの活躍やM-1の敗者復活でインパクトを残すなどしてテレビでの露出も増えているが、実はキングオブコントでは全くの無名だった2016年にファイナリストを経験している。決勝進出となれば8年ぶりの返り咲きとなるが、M-1キングオブコントもここ数年は決勝に手が届きそうで届かないことが多く、もどかしい気持ちを晴らしたいはず。

 

ニッポンの社長

2020年に初めての決勝進出を果たしてからそのまま4年連続の決勝、上京と順調に階段を駆け上がってきたコンビ。予選での外さなさは健在で、5年連続の決勝となれば大会史上初の快挙となる。

 

・春とヒコーキ

元々ネットでは有名人だったぐんぴぃのキャラを活かしてYouTubeでも成功を収めており、知名度は抜群。もし大きな賞レースで結果を残すことになればさらに勢いは増して、一気にテレビでの露出が増えそうな予感も。

 

ファイヤーサンダー

ファイナリスト候補に名前が挙がるようになってから決勝に行くまで少し苦労したものの、昨年初決勝で4位と堂々の結果を残した。決勝進出回数は1回ながらもはや優勝候補と呼んで差し支えない。

 

・ブラゴーリ

M-1でもキングオブコントでも過去最高成績は準々決勝ながら、デビュー10年で初の準決勝。2022年のおもしろ荘では3位となっているが、その時は漫才を披露しており、コントの実力は未知数。

 

マイスイートメモリーズ

大阪を拠点に活動するコンビで、結成は2017年ながら2人とも芸歴は15年以上のベテラン。キングオブコントでは2020年以来2度目となる準決勝進出で、大阪の芸人とファンの中ではお馴染みの実力派。

 

やさしいズ

2018年に初決勝も、トップバッターで最下位と悔しい経験をした。2020年に準々決勝で敗退した以外は準決勝まで進出しており、2度目の決勝にいつ手が届いてもおかしくない。

 

・や団

2022年に初決勝で3位、昨年は5位と結果を残した。その風貌からも分かるように3人ともアラフォーのベテランで、バイきんぐやハリウッドザコシショウ、錦鯉が所属するSMAからまたしても苦労人が花を咲かせることができるか。

 

ラブレターズ

昨年は7年ぶりとなる決勝進出を果たしたベテランコント職人。2016年に3度目の決勝進出を果たした翌年から2021年まで5年連続で準々決勝敗退も、2022年に準決勝に返り咲いてからは完全復活。過去4度の決勝で最高成績は昨年の6位タイと、決勝ではなかなか結果を残せていない。

 

・隣人

大阪を拠点に活動するコンビで、昨年初決勝で9位という結果だった。元々コントに力を入れているが、ytv漫才新人賞で優勝するなど、漫才にも力を入れておりダブルファイナリストへの期待も。

 

ロングコートダディ

M-1キングオブコントでそれぞれ2回ファイナリストになっており、優勝候補にも名前が挙がるコンビ。昨年は準決勝まで順調に進出するも体調不良のため無念の欠場となった。M-1は今年がラストイヤーということもあり、1つの区切りになる年に本職であるコントで王者に輝けるか。

【2022年版】お笑いにそこまで詳しくないあなたにオススメする「今知っといたらもしかしたら後から自慢できるかも」な芸人(コント編)

前回の漫才編に続きコント編です。コント編に関しては、お笑いオタクなら全員知ってるレベルの置きに行ったメンバーを紹介することになると思います。


・金の国

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ザ・マミィが初代王者となったツギクル芸人グランプリの2代目王者。過去にニューヨーク、空気階段真空ジェシカ、オズワルド、やさしいズが優勝しているLaughter nightグランドチャンピオン大会でも優勝しており、今最も勢いのある若手コント師と言っても過言では無いと思います。元旦のネタ番組でもネタをやっていましたし、ネクストブレイク最筆頭だと思います。


・ゼンモンキー

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2020年デビューのワタナベエンターテインメント所属のトリオです。1年目の頃からネタパレなどのネタ番組に結構出演していました。芸歴も浅く年齢も3人とも25歳とまだ若いですが、若手とは思えない完成度のネタをします。同じ事務所の先輩でもあるハナコに続いてチャンピオンとなれるか。


・サスペンダーズ

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2013年結成のマセキ芸能社所属のコンビです。彼らも去年あたりからネタ番組にたまに出るようになりました。どこか共感できるようなネタの題材が多く、日常に潜む違和感や謎をコントにしています。東京03の飯塚さんやGAGの福井さんも太鼓判の若手です。


・ガクヅケ

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サスペンダーズと同じく、マセキ芸能社所属のコンビです。去年のキングオブコントで初めて準決勝に進出しました。音楽(主にJPOP)を使ったコントが多いです。めちゃくちゃ個人的な話になるんですが僕はそういうコントが大好きで(コロチキの卓球のネタとか天竺鼠の寿司のネタとか)、ガクヅケのネタの世界観も含めてすごく好きなコンビです。音楽ネタ以外ももちろん面白いです。


・TCクラクション

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グレープカンパニー所属で、2019年結成のコンビです。古家さんは、マセキ芸能社に所属しピン芸人「曇天三男坊」として、坂本No.1さんは人力舎で「ドリーマーズ」というコンビで活動していました。キングオブコントは2年連続で準決勝、去年のM-1では準々決勝進出と賞レースでしっかり結果を残しています。個人的には阪本さんのツッコミがかなり好きですね。漫才もコントもどちらも面白いです。


ここら辺で今回は以上になります。あと数組気になっているコンビがいたのですがまだまともにネタを見た事がなかったり、まだまだこれからかなということで今回はこの5組となりました。今年もいいお笑いがたくさん見れますように。

【2022年版】お笑いにそこまで詳しくないあなたにオススメする「今知っといたらもしかしたら後から自慢できるかも」な芸人(漫才編)

あけましておめでとうございます。まだお笑いにそこまで詳しくない人向けに、今年きそうな芸人さんを紹介するやつです。今回は漫才編。


・シシガシラ

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2018年結成。その年のM-1で準々決勝に進出し、面白いと話題になりました。今一番面白いハゲネタをするコンビです。まだこんな切り口があるんだ...と毎年驚かされます。とりあえず準決勝に行って、決勝に行けなくても敗者復活で世間にバレてほしいです。


・金魚番長

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去年のM-1で初めて準々決勝に進出した4年目の若手で、東京24期の首席。ぼる塾、オダウエダを筆頭に東京吉本の若手が所属する神保町よしもと漫才劇場では芸歴2年目ながらピラミッドの一番上のランクに昇格し、東京の若手漫才師の筆頭株です。ストレートに強いボケといい意味で若手らしくない落ち着きと堂々したツッコミが持ち味。今年は準決勝に。


・ケビンス

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それぞれ別のコンビを解散し、去年結成しました。ツッコミの仁木さんは前のコンビでフジテレビの深夜のコント番組でレギュラーを持っていたほどでした。今年組んだばかりとは思えない完成度でした。今年は準々決勝だったので、来年はもっといいところまでぜひ。


・ストレッチーズ

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2017年から毎年準々決勝に進出している実力派。去年は、過去にモグライダーウエストランド、ランジャタイらが受賞しているK-PROのMVPを受賞しました。去年のM-1では3回戦でも準々決勝でもトップレベルのウケをとっていたと思いますし、今年は最低でも準決勝進出を期待しています。


・牛ぺぺ

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2019年結成で、2人とも何度もコンビ解散を経験して今に至ります。毎年1回戦のトップ3に入ってるイメージ。まだ準々決勝進出経験はなく3回戦が最高成績なのですが、目の付け所と切り口がめちゃくちゃ良いので今年は期待しています。


・10億円

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2021年結成で、初めてのM-1で3回戦進出を果たしたコンビ。現在は東京で活動していますが2人とも最初は大阪で活動していました。3回戦では結構ウケていましたし今年準々決勝にいってもおかしくなかったと思います。2人とも金属バットのファンということで、影響を受けている部分もあるのではないでしょうか。構成もセンスも素晴らしいです。




いかがでしたでしょうか。今年は前回に比べて少し攻めたメンバーになりました。次回はコント編です。

M-1グランプリ 準々決勝で敗退したけど面白かったコンビ【大阪編】

大阪編です。


デルマパンゲ

https://youtu.be/mkE06tcCYoI

個人的に好きなコンビで毎年面白いな〜と思っているのですが、今年は「これでも準決いけないのか〜」って感じでした。例年に比べて狂気が突き抜けたネタでかなり際どい話題ですがウケも申し分ないように思いましたし、らしさ全開でほんとに面白かったです。


・三遊間

https://youtu.be/e7GPZaZJ8ck

今年のM-1で初めて知ったコンビ。2019年デビューながら若くして結果を残している芸人が多いNSC大阪41期生のうちの1組です。バラシの部分でしっかり爆発し、終盤にもしっかり大きなウケを取っており、3年目とは思えない仕上がりでした。


・イチオク

https://youtu.be/RfY-jNIVv74

こちらも若手のコンビです。トリオ「サンパウロ」としてNSCを首席で卒業し、解散を経て再びコンビとして 2017年に再出発しました。前半でしっかりウケながら後半で伏線回収しつつ爆発。ネタの構成も切り口も完全に首席のそれでした。来年以降も楽しみです。


・ハイツ友の会

https://youtu.be/FtLntk9f6jI

極めてローテンションな2人によるしゃべくり漫才です。このスタイルでちゃんとウケるのほんとすごいなあと思います。若手なのに明確に自分たちの武器を持っていて、これからが楽しみです。ちなみに先程の三遊間と同じ41期生です。


・イノシカチョウ

https://youtu.be/WNG_jdbgGXQ

去年か一昨年の1回戦の動画を見た時に「面白いな〜」と思ったのですが、そのままのスタイルでそのまま面白くなっていました。「これは漫才じゃない!」と言う人がいても不思議ではありませんがw普段コントメインでやっているだけあって引き込まれる感じがしました。ここもまだ結成2年なのでまだまだこれからです。


・チェリー大作戦

https://youtu.be/2aT1cNqu9is

去年もここで紹介したコンビです。去年もすごくいいネタをしていたのですが、今年も誰もやったことがないような新しいネタをしていました。発想力の凄さと、予測不能な展開に感動すら覚えました。絶対に評価されてほしいです。


スナフキン

https://youtu.be/y-ZrapXL1xM

3回戦のネタと同じネタでしたが、やっぱりいいネタだなと思いました。今までにありそうでなかった展開で、すごく絶妙なところを突いていて見たあとの満足感が非常に高いです。元旦に放送されるおもしろ荘への出演が決定しているのでそれも楽しみ。


・侍スライス

https://youtu.be/q7eedRFUg-w

2人とも中卒ということでそれを活かした漫才をするのですが、今年の準々決勝は違うスタイルで勝負していました。このネタで行こうと思った勇気ももちろんですが、発想力の凄さと展開が素晴らしいです。


・タイムキーパー

https://youtu.be/G2xqItDT8vk

去年結成1年で準決勝に進出し名を上げたコンビで、三遊間、ハイツ友の会と同じく41期生。去年もそうでしたが、表現力の凄さとストーリーの良さがほんとに若手とは思えないです。決勝常連になれるんじゃないんでしょうか。


・ダブルヒガシ

https://youtu.be/375lLQI2S1U

毎年準々決勝までは来ているのですが、去年あたりからいいフォーマットを見つけてちゃんと面白い漫才を持ってきてるな〜と思います。いつかパッと決勝に行っていい結果を残しそうな感じが。


・ニゲルべ

https://youtu.be/xtUlfOEC4uQ

ずっとピン芸人として活動していた清友さんと、昨年コンビを解散したつーこさんによる新コンビです。2人とも技術があり、構成もしっかりしていて、組んだばかりとは思えない仕上がりでした。清友さんのツッコミ好きです。



以上です。今年もM-1グランプリは最高の大会でした。準々決勝で負けた人たちでも面白い人がたくさんいるということをぜひみなさんに知って欲しいです。お笑い最高。

M-1グランプリ 準々決勝で敗退したけど面白かったコンビ【東京編】

錦鯉の優勝で幕を閉じたM-1グランプリ2021ですが、今年はほんとに準々決勝のレベルが高かったので去年に続いて今年も準々決勝で負けちゃったけど面白かった組を紹介します。大したことは書きません。準々決勝の動画はいつまで公開されているかわからないのでぜひお早めに。
・ストレッチーズ
今年1番心を動かされたのはストレッチーズでした。毎年面白いネタをやっていますが今年は3回戦も準々決勝も抜群に面白いネタをしていました。終盤にかけてどんどん盛り上がって最後に爆発するネタはやっぱり気持ちいいですね。いつか評価されて決勝に進出できる日が来るはず。

・ダイヤモンド
今年の元日のおもしろ荘で優勝し波に乗っていた中での2回戦敗退は衝撃が走りましたが、追加合格から準々決勝に進出しました。去年のスタバのネタもかなり話題になりましたが今年もすごく面白かったです。発想力のすごさに脱帽しました。

・パンプキンポテトフライ
恐らく今年1年でかなり認知度が上がったであろうコンビです。ABCお笑いグランプリでも決勝に進出しました。ツッコミの谷さんの声とテンションと言い回しが最高。これからが楽しみなコンビです。

・ナミダバシ
アメトークのツッコミ芸人で、ツッコミが面白いコンビとして取り上げられるなど割と早くから注目されていたコンビ。今年の準々決勝は前半に伏線を張って後半綺麗に回収しながらいくつか拍手笑いもあり準決勝に進出してもおかしくない出来でした。しかし、まだ結成4年なのですが今年の12月をもって解散してしまうことになりました。彼らの集大成ともいえるネタとなっています。

・アン縫い
人力舎所属のコンビで、まだ結成1年の若手です。ローテンションな喋りの2人なんですがとても毒があるネタをします。ワードの強さと、絶妙な角度から放たれる毒がマッチしていて最高です。途中カットされてしまっている部分があるのですがそこも大ウケだったとのこと。

GAG
キングオブコントで4回の決勝進出を誇るコント師ですが、M-1は今年がラストイヤーでした。漫才はコントとは違い人数が多いことが不利とされる風潮がありますが、GAGはそんなこと関係なしに面白いです。正直「これはコントでもできるやろ!」と言われればそれまでですが3人の演技力と、福井さんの作るネタの構成の完璧さがそれを忘れさせます。去年の準々も文句無しにウケていたので今年はぜひ準決勝にあがってほしかったです。GAGはいつか絶対キングオブコントで優勝すると僕はずっと思っています。

・令和ロマン
2人とも慶応大学出身ということもあり知的なボケが多いコンビです。「魔人無骨」時代の2018年に芸歴1年目ながらワイルドカードで準決勝に進出しており、ずっと完成度が高いネタをしていましたが年々面白くなっているのがわかるコンビです。ボケの手数も多く一個一個のボケをしっかり外さず決めてくるのでこのままいけば絶対いつか決勝に行くと思います。

・マリオネットブラザーズ
今年初めて準々決勝に進出したコンビです。3回戦の時から今年はかなり仕上がっていると言われていたんですが、準々決勝もかなり面白かったです。後半にかけての畳み掛けが最高です。もっとウケていいのにな〜と。

以上、東京編でした。もっと他にも面白い人たちがたくさんいるのでここで紹介したコンビ以外もぜひご覧ください。

M-1グランプリ2021 準々決勝進出者全127組を簡単に解説【大阪②】


前回の続きです。今回で大阪はラスト。

エントリーNo.2624 ツートライブ

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ボケの周平魂さんのイキリ漫才が特徴のコンビですが、今年はモデルチェンジしてたかのりさんのツッコミを全面に出してツッコミで笑いを取るタイプに変えたみたいです。M-1に向けてちゃんと仕上げて来ている感じがしてすごく期待できます。

エントリーNo.2754 隣人

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ここ数年で賞レースで実績を残すようになってきたコンビ。前回のytv漫才新人賞決定戦では優勝しました。先日行われたNHK新人お笑い大賞では決勝進出を決定させていましたが辞退となってしまったのでその悔しさをぶつけて欲しいです。ちなみに、舞台を縦横無尽に動く漫才をするのでもし今年優勝したら2年連続となる漫才か漫才じゃないか論争となってしまうかもしれませんw

エントリーNo.2776 スナフキン

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去年初めて準々決勝に進出し、2年連続の進出となったコンビです。3回戦では、合コンというネタの入りからは想像しにくいような展開に持っていってからさらに深いところに入っていき右肩上がりにウケていて、これは毎年どんなネタしてくれるか楽しみなコンビのうちの1組になりそうだなと思いました。

エントリーNo.2863 ラフ次元

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2006年結成で、今年がラストイヤーのコンビ。丁寧な伏線回収漫才を武器にしており、去年の関西演芸しゃべくり大賞では見事優勝を果たしました。ツカミでアドリブをしててさすがベテランだなという貫禄がありました。

エントリーNo.2993 モンスターエンジン

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キングオブコント決勝2回、M-1決勝2回という実績を持つダブルファイナリスト。他にも数々の賞レースで優勝してきたモンスターエンジンですが、結成は2007年なのでM-1に出れるのは今回含めてあと2回。2008、2009年に決勝に進出しているのでまだM-1に出れるのが意外だと思う人もいるかもしれません。ツカミで「すいません!M-1まだ出れます!」でウケてて流石でした。M-1キングオブコントもここ数年は準々決勝止まりの年がほとんどなので復活に期待しています。

エントリーNo.3022 タイムキーパー

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去年結成1年で準決勝に進出した若手のホープ。若手なのに安定感がありネタの構成が素晴らしく何よりもまず漫才がとても上手です。将来的には決勝の常連になると思います。

エントリーNo.3023 デルマパンゲ

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僕と同じ福岡県出身のコンビです。ボケの迫田さんの奇想天外な発想がベースとなったネタで、代表作に「数字」というネタがあるのですがそのネタをかまいたちの濱家さんが絶賛しており、好きなネタBEST3にも選んでいました。爆発力のあるコンビなので準々決勝どんなネタを見せてくれるのか楽しみです。

エントリーNo.3025 フースーヤ

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独自のスタイルを磨き続けてきたフースーヤ。最初は彼らの売りであるギャグが若者の間で流行り、なかなかM-1ではウケないことが多かったんですが年々ネタに磨きがかかり、最近かなりウケることが多くなってきたように感じます。実際今年の3回戦もかなりウケていました。楽しみです。

エントリーNo.3026 カベポスター

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昨年は初めて準決勝に進出し、関西の賞レースでは決勝の常連とも呼べるくらいの実績をここ数年残しています。ABCお笑いグランプリでは2度の準優勝。ボケの永見さんは大喜利が面白いことで有名で、IPPONグランプリで回答が採用された経験もあるみたいです。今年は決勝候補。

エントリーNo.3027 からし蓮根

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2019年は決勝に進出し6位となったコンビ。2017年から4年連続で準決勝に進出しています。非常に爆発力のあるボケを連発するスタイルで、去年の敗者復活戦でもかなりいいネタをやっていて5位と善戦していました。ちなみにこの写真、2018年の2回戦?だが3回戦だかの写真らしいです。いつまでこの写真なんだw

エントリーNo.3106 ビスケットブラザーズ

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2019年にはキングオブコントで決勝に進出しており、去年から今年にかけて漫才の賞レースで2つ優勝しました。コント師ならではの演技力を発揮したネタをします。今年は初の準決勝がノルマ。

エントリーNo.3356 アキナ

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昨年は準決勝イチウケながら決勝で悲惨な結果となってしまいましたが、キングオブコントM-1でそれぞれ2回ずつ決勝に進出しているので実力があることは間違いありません。去年のこともあり若干ネットでは風当たりが強くなっていますが、再び結果を残して実力で圧倒してほしいところです。

エントリーNo.3463 祇園

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昨年は初めて準決勝に進出するも、敗者復活戦には新型コロナの影響で出れず悔しい思いをしました。2008年結成ということでM-1に出れるのは今回を含めてあと3回。本人たちもM-1にかける思いはかなり強いでしょう。去年に続いて今年も結構仕上がってるな〜という印象です。

エントリーNo.3785 ドーナツ・ピーナツ

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ここ数年で一気に注目の若手となったコンビです。こちらも僕と同じくお2人とも福岡出身の方なので親近感。ちなみに地域は若干違います。ワードの強さが特徴で、向かって右のドーナツさんのツッコミが個人的にかなり好きです。

エントリーNo.4025 エンペラー

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向かって右のにしやまさんの特徴的なツッコミが売りで、2019年にはABCお笑いグランプリで優勝しています。コントも漫才もこなせるコンビで、実際2019年は1本目に漫才、2本目にコントを披露して優勝しています。僕の記憶が間違ってなければ、ここ2年キングオブコントにはエントリーしてなかったはずなので、漫才に力を入れてるのかな?

エントリーNo.4092 吉田たち

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見ての通り、双子コンビです。基本的に双子を売りにした漫才をします。2007年結成のため来年ラストイヤーなのですが、準決勝進出経験はなく、毎年準々決勝で敗退しています。やはり準決勝の壁は厚い。

エントリーNo.4141 ロングコートダディ

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大阪を代表するコント師で、2020年のキングオブコントファイナリスト。M-1では一昨年に初めて準決勝に進出し、去年も準決勝まで駒を進めました。2014年にはTHE MANZAIで認定漫才師になるなど、漫才の評価も高いです。個人的には去年やってたネタがすごく面白くて好きでした。

エントリーNo.4273 滝音

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ロングコートダディと同じく2020年のキングオブコントファイナリストです。M-1では去年初めて準決勝に進出し、今年は決勝候補です。向かって左のさすけさんの特徴的な声から繰り出される、独特なワードセンスのツッコミが武器です。秋定さんのボケとさすけさんのツッコミが完全にマッチしてる相性抜群コンビだと思います。

エントリーNo.4275 ニッポンの社長

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キングオブコントでは2年連続でファイナリストとなっており、去年は5位、今年は4位と確かな爪痕を残しました。先日行われたNHK新人お笑い大賞ではファーストステージと最終決戦共に満票の完全優勝で初の主要タイトルを受賞。最近は徐々にテレビでの露出も増えてきました。辻さんが泣いていたのが印象的でした。

エントリーNo.4281 なにわスワンキーズ

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去年に続いて2年連続2回目の準々決勝進出。今年の準々決勝を配信で拝見しましたがかなりいいネタをしていました。ここも去年から今年にかけてかなり面白くなっている気がします。

エントリーNo.4284 マユリカ

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何かと不運なコンビ。昨年の準々決勝はかなりウケていましたが落とされていました。今年の3回戦もかなりウケており、貫禄が出てきたなという印象です。近いうちに絶対決勝に行くと思います。ちなみにコンビ名の由来は2人のそれぞれの妹の名前から(まゆとゆりか)というなかなかの由来。


ここからは一度敗退したものの追加合格となった組です。


エントリーNo.715 ハイツ友の会

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ローテンションな2人によって繰り出される毒のある漫才が武器。ニッポンの社長が優勝したNHK新人お笑い大賞では準優勝に輝きました。個人的にコンビ名の語呂がかなり良くて好きです。

エントリーNo.2374 エルフ

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初の準々決勝進出となった女性コンビ。向かって左の荒川さんは最近お笑い向上委員会やさんま御殿に主演されていました。この感じでしっかりネタを作ってるのが荒川さんなのが最高です。

エントリーNo.2389 セルライトスパ

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ABCお笑いグランプリでは優勝も経験している、実力は間違いないコンビです。向かって右の大須賀さんは2019年にR-1ぐらんぷりで準優勝(最終決戦では同票も規定により準優勝に)と結果を残しています。コントも漫才も面白いです。最近はTBSの「ザ・ベストワン」によく出演しているイメージです。

エントリーNo.3772 マルセイユ

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3年ぶりの準々決勝進出を果たしたコンビです。霜降り明星が優勝した2017年のABCお笑いグランプリでは準優勝、同年12月に行われたテレビ東京のにちようチャップリンのチャンピオン大会では優勝と結果を残していましたがここ数年はなかなか結果を残せておらず、今回のチャンスを活かしたいところ。

エントリーNo.4285 イノシカチョウ

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今年に入ってよしもと漫才劇場のメンバー入りを果たし、M-1では初の準々決勝と飛躍の1年を送っている結成2年のトリオ。準々決勝ではかなり攻めたネタをしていました。かなりいいフォーマットのネタなのでこれからどうなるか非常に楽しみです。


ということで、無事大阪編が終わりました。今週木曜には準決勝進出者が発表されますが、おそらく東京編はそれまでに間に合いません。とりあえずやれるだけやってみます。

M-1グランプリ2021 準々決勝進出者全127組を簡単に解説【大阪①】

今年も8月に開幕したM-1グランプリ2021は、3回戦が終わり準々決勝進出者が発表されました。今年は127組!去年は115組だったので12組多いです。そんな中去年もやろうとして断念したこの企画をやろうと思います。去年は東京編の途中で断念しました。今年に入ってからお笑い関係のことを書こうと思い書き始めるものの最後まで書ききれなかったりまだ途中だったりの連続なので、今回こそは!!というわけで早速いきます。基本的にエントリーナンバー順です。(追加合格組は最後)


エントリーNo.6 もも

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2018年から毎年準々決勝に進出しているコンビ。特にここ2年はかなりネタの精度に磨きをかけており今年はかなり注目できます。去年の準々決勝もかなりウケていました。ひとつひとつのワードが強くなったなということと緩急をつけるのが上手くなったなという印象を受けました。

エントリーNo.64 令和喜多みな実

f:id:soccr-aasaa:20211104131219j:plain数々の賞レースで結果を残してきた実力派ですが、2015年にM-1が復活して以降は準決勝に進出できていません。漫才の上手さは間違いなくトップクラスなので頑張ってほしいところです。とりあえず準決勝に行きたいですね。

エントリーNo.514 侍スライス

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2人とも中卒であることを活かした漫才をするコンビです。2018年に準決勝に進出した時の「裁判」のネタを越えるネタを作ることができるかどうか。元々東京で活動していたんですが大阪に移籍するという珍しいパターンで今年から大阪吉本所属になっています。ハマったら強いタイプのフォーマットだと思うのでかなり期待しています。

エントリーNo.543 ZUMA

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わりとハチャメチャな漫才をするコンビです。毎年ウケても3回戦までしか行けなかったのですが今年は念願の準々決勝進出。M-1に照準を合わせたネタを作るのに成功したなという印象です。

エントリーNo.571 風穴あけるズ

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粗削りな漫才が売りで、愛されキャラ的な立ち位置でしたが、去年初めて準々決勝に進出するなど結果を出し始め、漫才の完成度もかなり上がっており一気に注目株となった松竹芸能所属のトリオです。今年の3回戦もかなり面白かったです。ただ、最後はタイムオーバーと、風穴らしさも全開。

エントリーNo.723 三遊間

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結成2年の若手コンビです。3回戦の動画を拝見したのですが、非常に綺麗な漫才をするなという印象を受けました。ネタの面白さはもちろん展開の仕方、見せ方がいい意味で若手らしくないなと。期待しています。

エントリーNo.1270 ガーベラガーデン

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現役塾講師と現役教師によるアマチュアコンビです。準々決勝進出はこれで3回目。名古屋を拠点に活動しており、2019年3月にはなんと単独ライブも開催していました。ネタの題材は塾講師と教師ならではのものになっていますが、完成度と技術は完全にプロレベル。変ホ長調以来のアマチュアで決勝進出が有り得る唯一のコンビじゃないでしょうか。

エントリーNo.1508 ドリンクバーゲン

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こちらもアマチュア扱いのコンビです。どうやら前に芸人をやっていて一度コンビを解散したものの今はお2人とも働きながら芸人としての活動も続けていらっしゃる模様。実質プロですね。

エントリーNo.1511 軍艦

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NSC生ながら準々決勝に進出し話題になったコンビです。実際漫才もNSC生とは思えないくらいちゃんとしていて関西ならではの王道しゃべくり漫才って感じで良かったです。何よりも2人の服装、容姿、雰囲気から天才オーラが溢れてるなと思いました。

エントリーNo.1942 さや香

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2017年に圧倒的ダークホースで決勝に進出してから4年、2018年から去年までは毎年準々決勝で敗退しています。ただ今年はツッコミとボケを入れ替えており、新山さんの熱量の高いツッコミがハマってるなと思いました。ボケとツッコミを入れ替えるとだいたい違和感あるんですがさや香は違和感無く見れました。今年は期待。

エントリーNo.1943 キャタピラー

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結成4年で3度の準々決勝進出を誇る実力派。個人的に和牛2世だと勝手に思っているコンビです。今では主流となったコント漫才をするのですが、割とよくある題材の中でもちゃんと面白い部分があり、ネタの中で山場を作るのが上手だと思います。ちなみに今年はツッコミのパターンがより多様になっていてツッコミの中で動きを取り入れているのが印象的でした。しげみさんはかなりツッコミ上手なので見やすいです。

エントリーNo.1977 丸亀じゃんご

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先日のNHK新人お笑い大賞では繰り上げで決勝進出したコンビで、来年2月に行われるytv漫才新人賞決定戦への進出も既に決定させています。味のあるコント漫才をするな〜と毎年思いますし毎年レベルアップしていってるような感じもして、これからが楽しみなコンビです。

エントリーNo.1978 チェリー大作戦

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コントでも漫才でも非常に斬新なネタをするコンビで、M-1ではかなり独創的なシステムの漫才を披露しており、今回はどんなネタを見せてくれるんだと毎回楽しみにしています。コントもかなり面白いので、キングオブコントで決勝に上がる可能性もあると思います。

エントリーNo.1999 イチオク

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NSC36期を主席として卒業し、その時はトリオでしたが1人脱退してコンビになった結成4年の若手です。3回戦では、前半からちゃんと笑いを取りながら伏線を張り、後半でその伏線を回収しながら前半よりも大きな笑いを取るという、綺麗な伏線回収漫才をしていました。わかりやすく右肩上がりにウケていって、さすが首席だなと。これからがかなり楽しみです。

エントリーNo.2009 ニゲルベ

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2人とも去年までピン芸人で、今年になってコンビを結成しました。2人とも元のコンビを解散してからピン芸人として芸を重ねてきただけあって、今年組んだばかりとは思えない完成度と面白さでした。1回戦でも3位で通過していましたし、今年どこまで行くのか期待です。

エントリーNo.2028 黒帯

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彼らは去年の準々決勝のネタがかなり面白いと話題になり、去年から今年にかけてファンも増えて注目度も上がり決勝候補に挙げる人もかなりいます。大喜利タイプのネタをするコンビで、少しためてから大喜利をぶち込むのでかなり大喜利の精度が求められるんですが毎回外さずしっかり決めていてすごいです。今年の3回戦は、タメの段階で笑いが起きていて、お客さん全員が今から何を言うのか待っている雰囲気が出来ていました。これも去年のネタが話題になったおかげだと思います。ちなみにYouTubeも結構人気。

エントリーNo.2143 タチマチ

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2019年、結成1年で準々決勝に進出し一気に知名度を上げ、そこから3年連続で準々決勝進出を果たしたコンビです。まだ若いのに毎年面白いネタを仕上げてくるのですごいなと思います。前回のytv漫才新人賞決定戦では決勝に進出しました。

エントリーNo.2363 ダブルヒガシ

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5年連続準々決勝進出の実力派コンビです。今年はABCお笑いグランプリで決勝進出、ラスト大会となった歌ネタ王では準優勝と、一気に実績を上げた1年になりました。最低でも準決の常連クラスまではいけると思いますしなんなら決勝の常連になってもおかしくないと思います。

エントリーNo.2460 金属バット

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ここ数年で決勝予想に名前が挙がるようになるまでになった金属バットも、M-1は今回を含めてあと2回。もはや説明不要のコンビと言っても過言ではないでしょう。これだけ世間から注目されるようになっても漫才の中で出てくるワードはどこかニッチでアングラな所が良さの1つです。大阪と京都の3回戦の動画の中で、金属バットのネタの動画が33万回再生とダントツトップでした。

エントリーNo.3465 ヘンダーソン

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4年ぶりの準々決勝となったヘンダーソン。TBSの「ザ・ベストワン」では松本人志が選ぶベストワン松本賞に選ばれていました。今年はすごく面白いことをやっていて準々決勝進出も納得だなという感じ。5、6年前にアメトークで披露したことをきっかけに話題になった石焼き芋の歌ネタのイメージがまだあるのでそれをいい意味で払拭してほしいです。


以上、大阪編Part1でした。今年は全組書ききれるのでしょうか...